「岡山県児童生徒新春競書大会」なるものに、息子が選出されたので来ています。

(この記事は会場で待ち時間のときに書いています)

こんな大会があったのですね。

残念ながら小学校高学年の保護者は会場に入れないので外で待つことになりますが、納得いく字を書いてくれればいいなと思います。

字は非常に大切です。大人になると、お礼状を書いたり、結婚式等の招待状に返信したり、年賀状を書いたりと、何かと他人に字を見られる機会があります。

デジタル化の時代になればなるほど、そのぶん「手書き」には何か「わざわざ感」や「温度感」を感じるようになります。

そして、書にはその人の心が映るように思えます。

だからこそ、良い字を書くことは大切だと思っています。

最近では大人になって書道を習う人が増えてきているという話ですが、まさにデジタルの無機質さの反動なのかもしれませんね。

書道、剣道、柔道、華道、茶道・・・

日本に古くから伝承されているものには「道」がつきます。

「道」とは「首(=人)」と「しんにょう(=往来)」から出来ていることから、何度も反復して得た最高の善を「道」というようです。

「道」を行くことで、人として成長していけるのだと思いますし、何よりも人として正しいことを貫く「正道」を極めることが、人としての幸せに繋がるのだと信じています。

私も小さい頃は訳も分からず硬筆、ペン習字、毛筆と習っていましたが、今になってその有り難さを感じています。最近はかなり崩れた字を書くようになってしまいましたので、改めて身に付けていきたいと思いました。