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何のために働くか

2019年卒の新卒採用活動が始まりました。

くろがね産業も、合同説明会、会社説明会とイベントが続きます。

詳しくは、くろがね産業ホームページの新着情報よりご確認ください!

さて、採用活動では毎回私が会社の説明を行いますが、そこで大切にしていることが2つあります。

ひとつは、会社の未来を語ること。

就活をしている人にとって、入社は1年後、そして力を発揮できるようになるのは3~5年後です。だから、今の事業についても話はしますが、「5年後にはこんなことをしたい!」、「10年後はこんな会社にしたい!」という、いわば夢のある話をしています。それを叶えるためにも若い皆さんの力を貸してください、というわけです。

そしてもうひとつ、働く意義を語ること。

「何のために働きますか?」という問いかけを必ずしているのは、これから社会に出るにあたって、仕事が中心の生活に変わっていくからです。

会社は転職できても、働くのをやめる、ということはなかなか現実的ではありません。

だから、「なぜ働くのか」ということを真剣に考えなければ勿体ないですよね。

なんとなく働き始めてしまうと、なんとなく人生が過ぎていきます。どのような人生を送りたいのか。ということを考えることが、働く意義を見出すヒントになります。

長くなるので詳しくは書きませんので、ご興味ある方は会社説明会へご参加ください!

くろがね産業の会社説明会はコチラから!

仕事を通じて人生をハッピーにすること

今朝の朝礼風景。

くろがね産業では、「考え方」を大切にしています。

会社というのは勝手に成長しません。「箱」、「容れもの」でしかないわけですから、そこで働く人たちが何を思い、どう考え、行動するかによって会社の社風や成長が決まります。

特にわれわれは、経営の柱として「全員参加の経営」を謳っているのですから、社員一人ひとりが人として正しい立ち居振る舞いをし、愛と誠と調和の精神を発揮していく必要があります。

そのためにも、毎日朝礼で「フィロソフィ」といわれる、「人として正しい考え方」を確認しています。

一例を挙げれば、

「素直な心をもつ」

「仲間のために尽くす」

「利他の心を判断基準にする」

といったことです。

そして毎週末の朝礼では、グループに分かれてこの一週間のテーマについて各々思うことを発表、共有していきます。

人生のなかで、会社で働く時間はとても長いです。もしかしたら家族と過ごすよりも長いかもしれません。その人生の大半を占める仕事の第一義が、「給料という対価を得るためのもの」というのではつまらない。

仕事を通じて人生をハッピーにしていかなければなりません。

その仕事に従事するうえで、同じ会社で働く仲間は欠かせないものです。仕事は独りではできません。

だから、同じ会社で働く仲間がどういう価値観をもっていて、何を思い、人生をどのようなものにしていきたいのか、ということを知っておくことはとても大切です。

生まれ育った背景も違う人たちが、偶然にもくろがね産業という「箱」に集まって仕事をしている。しかしそれは目に見えない何かの「縁」によって導かれたものです。この「縁」を良縁としていかなければなりません。

大切な仲間だからこそ、お互いをより深く理解し、家族のような関係を築いていくことが必要なのです。

まさに

「切するが如く磋するが如く、琢するが如く磨するが如し」

という関係です。

会社の人には言えない、ではなく、会社の人だからこそ打ち明けられる、という関係が理想です。

言いたいことを言い合えて、お互いに相手のことを思って言っていると理解できている関係が理想です。

自分のために頑張るだけではなく、それぞれが自分以外の仲間のために頑張るという関係が理想です。

このようなことを通じて、人格が磨かれ、成長していくことで、今まで見えなかった世界が見えるようになったり、自分が必要とされているという実感を得られるようになったりします。

そうすれば、人生はより素晴らしいものになるのではないでしょうか。

それが、くろがね産業が経営のもう一つの柱としている「大家族主義で経営する」ということです。

われわれが朝礼で「フィロソフィ」を共有する理由は、この「全員参加で経営する」と「大家族主義で経営する」という経営の2本柱を実現するためにとても大切にしているからです。

そして、それは私たちが「仕事を通じて人生をハッピーにする」ということを叶えるためなのです。

「道」とは

「岡山県児童生徒新春競書大会」なるものに、息子が選出されたので来ています。

(この記事は会場で待ち時間のときに書いています)

こんな大会があったのですね。

残念ながら小学校高学年の保護者は会場に入れないので外で待つことになりますが、納得いく字を書いてくれればいいなと思います。

字は非常に大切です。大人になると、お礼状を書いたり、結婚式等の招待状に返信したり、年賀状を書いたりと、何かと他人に字を見られる機会があります。

デジタル化の時代になればなるほど、そのぶん「手書き」には何か「わざわざ感」や「温度感」を感じるようになります。

そして、書にはその人の心が映るように思えます。

だからこそ、良い字を書くことは大切だと思っています。

最近では大人になって書道を習う人が増えてきているという話ですが、まさにデジタルの無機質さの反動なのかもしれませんね。

書道、剣道、柔道、華道、茶道・・・

日本に古くから伝承されているものには「道」がつきます。

「道」とは「首(=人)」と「しんにょう(=往来)」から出来ていることから、何度も反復して得た最高の善を「道」というようです。

「道」を行くことで、人として成長していけるのだと思いますし、何よりも人として正しいことを貫く「正道」を極めることが、人としての幸せに繋がるのだと信じています。

私も小さい頃は訳も分からず硬筆、ペン習字、毛筆と習っていましたが、今になってその有り難さを感じています。最近はかなり崩れた字を書くようになってしまいましたので、改めて身に付けていきたいと思いました。

 

会社の「看板」は何によってつくられるのか

2月14日はバレンタインデー。

私も女子社員の皆さまから本命チョコをいただきました。

いや、氣持ちちょっと小さいだけで、きっと本命チョコ・・・のはずです!

そんななか、お取引先さまよりチョコのプレゼントをご持参いただきました!

どーん!!ゴンチャロフ!!パッケージからして高級!

なんかチョコにラメ入ってる!!

 

そして、当日私が大阪出張から持参したお土産がこちら。

『忖度まんじゅう』

どーーーん!

「SNSで話題!」「お土産ランキング1位!」

みたいなことを書かれていたので買って帰ったのですが、社員の皆さんの反応はイマイチ・・・もう心はゴンチャロフに釘付けでした。

なんでしょう、このセンスの差。

デカデカと【忖度】と入った紙袋を恥ずかしくも提げて帰ってきた私の氣持ちは・・・忖度されませんでした(泣)

 

それはそうと、さりげなくチョコを持ってきて頂くこの氣遣い、心遣い。ステキです。

どんな仕事でもお客様がいなければ成り立ちません。そして私たちが目指すのは、お客様にくろがね産業のファンになっていただくことです。そのために、どのように付加価値を提供するかを真剣に考えています。

会社は「容れもの」でしかありません。そこで働く「人」の立ち居振る舞いこそが会社の社風をつくり、そこで働く「人」の成長が会社を成長させていきます。そして、会社の看板をブランドにしていきます。

ちょっとした氣遣いの積み重ねが、その会社の歴史を紡いでいくのだなあとしみじみ思いました。

私も会社の代表として、もっと氣の利いた立ち居振る舞いを心がけなければなりませんね。

私の書棚

前回の投稿、「読書は紙か電子か」では私の読書法を少し書きました。

しかしやはり、好きな本は紙で持っていたいですね。

その結果、会社の書棚は氾濫しております・・・

くろがね産業社長の書棚

先日、事務所の5Sを徹底しようということで事務所内の全員でパトロールをしたところ、見事にこの書棚が指摘されてしまいました。

「ファイルや本を横置きにするのはNGです!」

「これは私物ですか?会社に置いておくのは・・・」

などなど、厳しい指摘の前にぐうの音も出ません(泣)

読了して、あまり読まなくなった本はダンボール箱にまとめて整理することになりました。

整理整頓、大切です。

率先垂範、とても大切です。

また生まれ変わった書棚をお見せできるときがあるかもしれません。

読書は紙か電子か

本は絶対に紙で読まなきゃ!だって、蛍光ペンでライン引いたりして後から何度も読み返したいし!

という方も多いと思います。以前は私もそうでした。

しかし、amazonのkindleを使い始めてからというもの、電子書籍は電子書籍なりにいいものだと思うようになりました。

それは、軽さとバックライトの2つです。

まず軽さ。おそらくスーツケース満載以上の書籍が200g程度のタブレットに入ってしまう。驚きの軽さです。出張中は重量が軽く嵩を取らないことは大変助かります。

そしてバックライト機能。私は就寝前に本を読みたいのですが、子供たちと同部屋で寝ているため明かりをつけられません。このときに重宝するのがバックライトです。暗くても読める。これがどれほど有り難いか。

ということで、新書や単行本といった紙媒体と、電子書籍は使い分けるようにしています。

何度も読み返したいような、いわゆる座右の書候補は紙媒体。

さらっと読む小説やエッセイなどは電子書籍。

さらには、座右の書候補を電子版で購入し、ざっと目を通したうえで新書で購入するというようなこともしています。

最近電子書籍で読んだ2冊を紹介します。

「現代語訳 論語と算盤」 渋沢栄一・著 守屋淳・訳 ちくま新書

誰もが名前は知っている本なので詳しい書評はしませんが、悪意のある競争をせず、善意の競争に徹すること。そして、成功や失敗といった価値観から抜け出して、正しい行為の道筋に沿って行動し続けることが、価値ある生涯を送る方法であること。経済と道徳を調和させることの大切さを考えさせられます。

次は、

「バッタを倒しにアフリカへ」 前野ウルド浩太郎・著 光文社新書

昆虫学者を目指す著者のモーリタニアでの奮闘が面白おかしく書かれています。気軽に読める本ですが、実は夢を叶えるためには何が必要なのかということを教えてくれる佳書です。子供に読ませたいですね。

電子書籍のおかげで、色々な本に出会えています。もちろん紙の本も買っていますが、うまく使い分けをしながらなるべく多くの本を読んで自分を啓発していこうと思います。

新ホームページ制作中

くろがね産業では、ただいまホームページのリニューアル作業中です。

お客様に、サービス・商品をより分かりやすくお伝えするため

お客様や求職者の方に、くろがね産業の社風をもっと知ってもらうため

社員さんのご家族に、社員さんがどのように働いているのかを分かってもらうため

地域の皆さまに、くろがね産業が社会にとってどのような存在でありたいかをお伝えするため

鋭意制作中です。

撮影風景を隠し撮りしてみました。

どんなホームページになるのか、楽しみです♪

西郷どん

NHK大河ドラマにて『西郷どん』が始まりました!

私淑する稲盛和夫さんが京セラの社是を「敬天愛人」としているほど尊敬してやまない西郷隆盛です。

また、安岡正篤にして「偉大なる君子」、「深沈厚重」、と言わしめた西郷南州の人生はいかなるものなのか。

毎週末が楽しみになりますね。

そんな中、年末にプレジデント社より「無私、利他 ―西郷南州の教え」という書籍が出版されました。

プレジデント書籍編集部が西郷の人生を分かりやすくまとめたものですが、監修を稲盛和夫さんがされているとあって、非常に興味深く読みました。

「人生の王道 ―西郷南州の教えに学ぶ」(稲盛和夫著 日経BP社)と合わせて読むとより深く理解できると思います。

深沈厚重なるは、是れ第一等の資質なり

磊落豪雄なるは、是れ第二等の資質なり

聡明才弁なるは、是れ第三等の資質なり

(呂新吾「呻吟語」)

なぜ、いま西郷隆盛なのか。

それは、企業の不祥事などが頻発する現代社会では、聡明才弁型リーダーばかりで深沈厚重の人物が居ないからだ、と言われているような気がします。

私はまだまだほど遠いですが、そういう第一等の資質に近づきたいと切に思います。

万事徹底

くろがね産業の仕事初めは1月9日からでした。

・・・長い休みでした。

例年は5日からスタートするのですが、今年はまたすぐに3連休となるので休みにしましたが、気がつけば11連休。

普段がんばってくれている社員さんたちに、たまにはゆっくり休んで欲しいということもありましたが、ちょくちょく出てきては仕事をしてくれる人もいて、本当にありがたいことです。

仕事が好きでいてくれる社員さんたちに感謝する年末年始でした。

 

さて、くろがね産業は仕事初めは岡山縣護国神社で新年の祈祷をしてもらいます。商売繁盛、皆が健康で仕事が出来ること、目標を達成し充実感を得られること。そういうことを心に抱きながら祈祷していただきました。

くろがね産業 護国神社

ここに写真は載せませんが、社員一人一人が絵馬に今年の目標を書いて奉納しています。新年に改めて書いてみることで決意を新たにし、皆で個人の目標を共有することで助け合うことができます。

ちなみに私の抱負は「万事徹底」。

当たり前のことが徹底できることが差別化だと思っていますので、経営トップの私自身が徹底していくことを誓いました。

皆さま、くろがね産業を今年もよろしくお願い申し上げます。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

無事に新年を迎えることができたのも、お客様、お取引先様、ご支援いただいている皆さまのおかげです。

また、くろがね産業の従業員の努力の賜物でもあります。

ありがとうございます。

 

私個人として昨年の反省は、

たくさんのご縁をいただき、お力添えをいただき、ご好意をいただいた2017年でしたが、そのご恩に誠心誠意応えていけたのか、ということ。

そして今年は報恩感謝を第一とし、至誠を尽くしてご縁を紡いでいきたいと思います。

 

会社としては、未来永劫発展していく企業の地盤を築く期間として、3ヵ年計画の1年目がスタートしております。その地盤を強固なものにしていくための方策をしっかり実施していきます。

今年の干支は「戊戌(つちのえ・いぬ)」です。

大いなる繁栄の年となるか

衰退していく年となるか

今までにどんな努力を重ねてきたかがはっきりと結果に顕れるといわれています。

もちろん、繁栄の年となるよう継続的に努力を重ねて参ります。

そして、働くみんなが理想とする会社は、どんな組織体制で、どんな社風で、どんな人間関係を構築すべきなのか。それを全従業員一丸となって真剣に考えて参ります。

どうぞ本年も変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。