考え方

会社の「看板」は何によってつくられるのか

2月14日はバレンタインデー。

私も女子社員の皆さまから本命チョコをいただきました。

いや、氣持ちちょっと小さいだけで、きっと本命チョコ・・・のはずです!

そんななか、お取引先さまよりチョコのプレゼントをご持参いただきました!

どーん!!ゴンチャロフ!!パッケージからして高級!

なんかチョコにラメ入ってる!!

 

そして、当日私が大阪出張から持参したお土産がこちら。

『忖度まんじゅう』

どーーーん!

「SNSで話題!」「お土産ランキング1位!」

みたいなことを書かれていたので買って帰ったのですが、社員の皆さんの反応はイマイチ・・・もう心はゴンチャロフに釘付けでした。

なんでしょう、このセンスの差。

デカデカと【忖度】と入った紙袋を恥ずかしくも提げて帰ってきた私の氣持ちは・・・忖度されませんでした(泣)

 

それはそうと、さりげなくチョコを持ってきて頂くこの氣遣い、心遣い。ステキです。

どんな仕事でもお客様がいなければ成り立ちません。そして私たちが目指すのは、お客様にくろがね産業のファンになっていただくことです。そのために、どのように付加価値を提供するかを真剣に考えています。

会社は「容れもの」でしかありません。そこで働く「人」の立ち居振る舞いこそが会社の社風をつくり、そこで働く「人」の成長が会社を成長させていきます。そして、会社の看板をブランドにしていきます。

ちょっとした氣遣いの積み重ねが、その会社の歴史を紡いでいくのだなあとしみじみ思いました。

私も会社の代表として、もっと氣の利いた立ち居振る舞いを心がけなければなりませんね。

私の書棚

前回の投稿、「読書は紙か電子か」では私の読書法を少し書きました。

しかしやはり、好きな本は紙で持っていたいですね。

その結果、会社の書棚は氾濫しております・・・

くろがね産業社長の書棚

先日、事務所の5Sを徹底しようということで事務所内の全員でパトロールをしたところ、見事にこの書棚が指摘されてしまいました。

「ファイルや本を横置きにするのはNGです!」

「これは私物ですか?会社に置いておくのは・・・」

などなど、厳しい指摘の前にぐうの音も出ません(泣)

読了して、あまり読まなくなった本はダンボール箱にまとめて整理することになりました。

整理整頓、大切です。

率先垂範、とても大切です。

また生まれ変わった書棚をお見せできるときがあるかもしれません。

読書は紙か電子か

本は絶対に紙で読まなきゃ!だって、蛍光ペンでライン引いたりして後から何度も読み返したいし!

という方も多いと思います。以前は私もそうでした。

しかし、amazonのkindleを使い始めてからというもの、電子書籍は電子書籍なりにいいものだと思うようになりました。

それは、軽さとバックライトの2つです。

まず軽さ。おそらくスーツケース満載以上の書籍が200g程度のタブレットに入ってしまう。驚きの軽さです。出張中は重量が軽く嵩を取らないことは大変助かります。

そしてバックライト機能。私は就寝前に本を読みたいのですが、子供たちと同部屋で寝ているため明かりをつけられません。このときに重宝するのがバックライトです。暗くても読める。これがどれほど有り難いか。

ということで、新書や単行本といった紙媒体と、電子書籍は使い分けるようにしています。

何度も読み返したいような、いわゆる座右の書候補は紙媒体。

さらっと読む小説やエッセイなどは電子書籍。

さらには、座右の書候補を電子版で購入し、ざっと目を通したうえで新書で購入するというようなこともしています。

最近電子書籍で読んだ2冊を紹介します。

「現代語訳 論語と算盤」 渋沢栄一・著 守屋淳・訳 ちくま新書

誰もが名前は知っている本なので詳しい書評はしませんが、悪意のある競争をせず、善意の競争に徹すること。そして、成功や失敗といった価値観から抜け出して、正しい行為の道筋に沿って行動し続けることが、価値ある生涯を送る方法であること。経済と道徳を調和させることの大切さを考えさせられます。

次は、

「バッタを倒しにアフリカへ」 前野ウルド浩太郎・著 光文社新書

昆虫学者を目指す著者のモーリタニアでの奮闘が面白おかしく書かれています。気軽に読める本ですが、実は夢を叶えるためには何が必要なのかということを教えてくれる佳書です。子供に読ませたいですね。

電子書籍のおかげで、色々な本に出会えています。もちろん紙の本も買っていますが、うまく使い分けをしながらなるべく多くの本を読んで自分を啓発していこうと思います。

万事徹底

くろがね産業の仕事初めは1月9日からでした。

・・・長い休みでした。

例年は5日からスタートするのですが、今年はまたすぐに3連休となるので休みにしましたが、気がつけば11連休。

普段がんばってくれている社員さんたちに、たまにはゆっくり休んで欲しいということもありましたが、ちょくちょく出てきては仕事をしてくれる人もいて、本当にありがたいことです。

仕事が好きでいてくれる社員さんたちに感謝する年末年始でした。

 

さて、くろがね産業は仕事初めは岡山縣護国神社で新年の祈祷をしてもらいます。商売繁盛、皆が健康で仕事が出来ること、目標を達成し充実感を得られること。そういうことを心に抱きながら祈祷していただきました。

くろがね産業 護国神社

ここに写真は載せませんが、社員一人一人が絵馬に今年の目標を書いて奉納しています。新年に改めて書いてみることで決意を新たにし、皆で個人の目標を共有することで助け合うことができます。

ちなみに私の抱負は「万事徹底」。

当たり前のことが徹底できることが差別化だと思っていますので、経営トップの私自身が徹底していくことを誓いました。

皆さま、くろがね産業を今年もよろしくお願い申し上げます。

望年会

くろがね産業は12月28日が仕事納め。

毎年最終日に望年会をやっています。

くろがね産業では忘年会ではなく「望年会」です。新年を迎えるにあたって希望を抱いて更なる飛躍を、という前向きな氣持ちで開催しています。

いつもお世話になっている「はまゆう」さんで、希少な日本酒の飲み放題というコースをいただきます。

特別に幻の酒といわれる「十四代」を4本も用意していただきました。本当にありがたいことです。しこたま飲みました(笑)。

望年会では、今年の反省と来年の抱負を各自発表してもらいました。

ウチの重鎮から「もっと変わらなければダメだ!」という厳しくも愛情のある言葉も出ましたが、みんな真摯に受けとめていました。まだまだ伸びシロがいっぱいある会社です。

「我、日に三度我が身を省みる」とは孔子の弟子の曾子の言葉ですが、反省ある毎日を送り、そこで得た氣付きを実践することが大切です。

私は事ある毎に「会社はただの容れ物、箱でしかない」と伝えていますが、勝手に会社が良くなったり大きくなったりすることはありません。そこで働く人の成長が会社の成長です。だから、今までと同じように仕事をしていてはいつまでたっても会社は良くならないのです。一日一歩でも前に出ていくことが大切なのです。

そういった真面目な話も交えながら、懇親を深めていくのがくろがね産業のスタイルです。私たちが目指す「大家族主義の経営」にこういった飲み会、コンパは欠かせません。

他の人がどのような価値観をもっていて、どのように仕事に向き合っているのか、どんな悩みを抱え、どうやって乗り越えようとしているのか。

そういうことは、なかなか普段の仕事の中では深く知ることができません。お酒の席で胸襟を開いて話をすることではじめて知ることもあるのです。

ともに働く人がどういう思いをもっているのかをお互いに理解することで「仲間」となり、「家族」となれればいいなと思っています。

もちろん望年会は今年1年間の慰労の意味もあり楽しく飲んでもらうことが基本ですから、有志で仕込んできたりもします。

こういうことができるのも「楽しませたい」という利他の心からですね(笑)。ありがたいことです。

今年も残すところ僅かですが、できることは最後まで精一杯やって、晴れ晴れとした氣持ちで新年を迎えたいと思います。

内助の功

内助の功 息子からの賞状

クリスマスに息子が賞状をくれました。

普段なかなか家でゆっくりする時間がない私ですが、それでもこのように「大好き」と言ってくれることに嬉しく思います。

旦那が家になかなか居ないとなると、妻は子どもにどう伝えるか。

「お父さん今日も帰ってこないのよ。何してるんだろうね、困るね~」と言うのか、

「お父さんが仕事頑張ってくれてるから今の私たちがあるのよ」と言うのか。

きっと、私が家に居ない間も、妻は後者の言葉を子どもに掛けてくれているからこういう賞状をいただけたのだろうなと思うと、妻にも感謝です。

 

くろがね産業のなかでも、営業職など外部に出ていく人、内勤の人、色々な職種があります。

「営業っていいよね、外でサボってても分からないし。」などの陰口ではなく、

「営業が頑張ってくれてるから私たちがある。ありがとう。」という、

感謝と信頼に基づいたサポート、言い換えれば「内助の功」が理想です。

そして営業は内勤の人たちのためにも1件でも多くの契約を獲得し、利益を出すことに全力を注ぐこと。

感謝には感謝で応える。

信頼には信頼で応える。

そういう関係が築ければいいな、と思いました。

三流は道に流され、二流は道を選び、一流は道を創る

くろがね産業には、毎月「致知」という雑誌が全従業員分届きます。

以前は「社内木鶏会」といって、月に1度、1時間の時間をとって毎月の読書感想を共有していました。

ここで重要なのは「美点凝視」ということ。他の人の感想を批評や否定はせず、ひたすら良い点を見ます。

人には長所と短所があります。美点凝視は長所伸展の人財育成です。くろがね産業で働く全員が長所伸展の視点で関わり合うことができれば、活気に溢れた素晴らしい会社になると思い実施していました。

社内木鶏会は約2年半実施していましたが、自社の行動規範「くろがねフィロソフィ」の制定と浸透に時間を割くために、現在は一時期お休みしています。

しかし、致知だけは毎月皆に配布しています。

それはなぜか。

人生を歩んでいくうえでは色々なことがあります。嬉しいこともあれば壁にぶつかって彷徨うこともある。そして、出口が見えずもがいているときに助けになるのは「言葉」だと思っています。

どのような言葉に出会うか。どのような言葉が救ってくれるのか。それは各個人によって違います。しかし、「どこの誰が言っていたか、どこに書いてあったかも忘れてしまったけど、こういう言葉があった」ということが救いになるのです。座右の銘とはそういうものですね。

実際に私もある言葉に勇気をもらい救われた経験があります。

だから、毎月読まなくても、悩んだときにふと横を見るとこの雑誌があって、何気なく手に取ったときに響けばいいと思っています。人はどこでスイッチが入るか分かりませんから、その瞬間に助けになればいいと思って全員分購読し続けています。

最新の2018年1月号。

テーマは『仕事と人生』です。

シンクロナイズドスイミング日本代表ヘッドコーチの井村雅代さんの講演を文字におこした記事にはシビれました。

『三流の人は流行ばかりを追いかけます。二流の人は、新しい流行が来た、どちらがいいだろうと考えます。けれども一流は道を創るんです。三流は道に流され、二流は道を選び、一流は道を創る。』

一流は道を創る。どんな困難があっても、周囲に理解されなくても、確固たる信念を唯一の頼りに道を創っていかねばならないのだなと。

そして道を創る過程で人間力が培われていくのでしょうね。

自分はまだまだ学びと実践が甘いなと反省しております。

大切なのはアウトプット

全員参加の経営と「アウトプット」

先日、環境事業部の営業担当が講師となり、主に物流課のメンバーを対象に産業廃棄物の法令や取り扱いに関する勉強会が開催されました。

彼は、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターが主催する「産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物処理業の許可申請に関する講習会」を受講してきたばかりです。

産廃業者が処理や収集運搬の許可を申請するためには、この講習会を修了(試験に合格しなければなりません)していなければなりませんが、ただ許可申請のためだけに受講するのは勿体ないので、学んだことを皆で共有しようということで実施しました。

インプットをしたらアウトプットが必要です。人に教えるには、改めて内容を理解し、かつ分かりやすいように言い回しを変えたり事例を加えたりしなければなりません。当人の理解度アップと、他の人の知識向上と、一石二鳥ですね。

しっかり資料もつくってくれました。日々の営業活動のなかで時間を見つけて作成したのでしょう。ありがたいことですね。

くろがね産業では、「全員参加で経営する」が経営の柱です。研修も本来であれば全社員に受講してもらいたい。しかしそれは現実的に難しいです。であれば、受講する人は「会社を代表して受講している」という意識を持ってもらって、会社に戻って学んだことを皆と共有してもらいたいと考えています。

毎回そうやっているわけではありませんが、なるべくそのようにして会社全体のこととして外部の講習を利用しています。

インプットだけでは成長しません。アウトプットがあってこそ人は成長するものだと思います。

くろがね産業が考える労使関係

月に一度の給料日。

給料日には、できれば現金で渡したいと思うのですが、実際のところは銀行振込になっています。

以前に会社のみんなに現金手渡しを提案したのですが、却下されてしまいました(笑)。

給料日は、いわゆる「ハレの日」です。

その日は会社からまっすぐに家に帰って(大金ですから寄り道しないはず)、家族に給料を手渡すことで、「今月もご苦労さまでした」という感謝の氣持ちを家族で共有できるのではないかと考えたのです。

会社としても、従業員の皆さんに手渡すときに、「今月もありがとう」という氣持ちを伝えることができます。

しかし、銀行振込のほうが便利ですからね。便利で安心なのですが、給与明細を渡されるだけでは何とも味気ないのです。

そこで、2012年より、毎月の給料明細の封筒の中に私が手書きで感謝のメッセージを封入しています。

(プライベートなことなので画像処理しております)

毎月続けて6年近くになります。

最初は、ご家族の方に見ていただきたいと思って書いておりました。

夫が、妻が、お父さんが、お母さんが、息子が、娘が、会社でどのように仕事に取り組んでいて、それを社長はどう見ているのか、ということを知ってもらいたいという氣持ちです。

しかし、続けている中で、何よりも私自身が救われています。

仕事をしていると色々なことがあります。心が荒んでしまうことも当然あります。しかし、この毎月の感謝のメッセージを書くことで、私の心が感謝の氣持ちで満たされ、魂が浄化されているように思えるのです。

経営者と従業員は雇用者、被雇用者という関係ではなく、パートナーであるべきです。お互いに相手のことを思いやり、利他の心で接するべきです。経営者と従業員という労使の関係ではあっても、お互いになくてはならないパートナーなのです。

皆のおかげで会社があり、皆を幸せにしたいからこそ頑張ろうと思う、そういう氣持ちを毎月抱くことができているのも、この取り組みを始めたおかげです。

今はどんなに忙しくても必ずメッセージを書いて渡すようにしています。

 

産業廃棄物処理業の営業とは~CSRとCSV~

今回は産業廃棄物処理業の営業活動について書いてみます。

私も会社の代表をさせていただいているとはいえ、会社にとって一番大切な営業活動の現場についてはまだまだ現役なのです。

くろがね産業には

環境事業部・・・産業廃棄物の処理・収集運搬

弾性材事業部・・・ゴムのリサイクル、再生ゴムチップの製造販売

という2つの事業部があります。

そのうち、私は環境事業部長を兼任しています。

この仕事の営業について、醍醐味は

「様々な企業の現場に伺える」

ということでしょう。

大手化学工場、精密機器製造工場、医薬品製造工場、食品工場・・・産業廃棄物とは簡単に言えば「産業活動に伴って生じる廃棄物」ですから、あらゆる製造の現場に伺って、現場確認やサンプル採取などを行います。

先日は大手石油精製工場の中で仕事をさせていただきました。大きなプラントが所狭しと稼働しているのを見ると、近未来にタイムスリップしたような気持ちになります。

私たちの生活にとって欠かせないもの、あると便利なもの、というのは、こういった製造過程を経て手元に届いているのだな~という感慨を覚えます。

そして、もちろん産業廃棄物処分場にも伺います。

焼却処分場、中和施設、再資源化工場から最終処分場(埋立て)まで、それぞれ廃棄物によって処分・リサイクル工程が違うので、色々な処理工場の得意分野を把握してお客様に提案していきます。

産業廃棄物は不要なもの、できれば出さないほうがいいもの、であるのは確かです。そしてそこにコストがかかり、それを最小化したいと企業が考えるのも当然です。

しかし、生産活動のなかで廃棄物をゼロにするということは現実的ではありません。廃棄物を資源化していく、というほうが正しい言い方でしょうか。

いまや企業の責任として環境への取り組みは欠かせません。不法投棄や廃棄物の転売などの法令違反はもちろんNGですが、廃棄物を正しく処理したくても処分方法が分からない、処分先が見当たらない、資源化したいけどどうしていいのか分からない・・・といったことに時間と労力が注がれています。

私たちの仕事は、そういった現代社会の中で、静脈産業として社会インフラの一翼を担っているといえるでしょう。

しかし、私たちが一番考えなければならないことは、お客様が本来の企業活動に注ぐ時間を最大化し、しっかりと利益を生むことに専念していただくことです。そうすることで、日本の産業を活性化させて豊にしていく、世の中をより良くしていくお手伝いをすることです。

だからこそ、専門知識を持っていることはもちろんですが、何よりお客様の立場で俯瞰的に廃棄物処理を考えることが大切だと思います。廃棄物のコストという近視眼的なものではなく、価値を最大化するためにどこにコストを投入するのかということです。

ただ単に、言われるまま廃棄物の処理を請け負ってくるだけの営業ではお客様にとって本当のお役立ちではないかもしれません。

本質を掴んで、広い視野で提案していくことが営業担当者には必要ですね。

そういったことでお客様に貢献できることも、もうひとつの醍醐味です。

CSR(企業の社会的責任)も大切です。しかし、私たちはもっとお客様にとって価値のある存在でありたいと願います。

だから、私たちはお客様とともにCSV(共有価値の創造)の関係を築いていきたいと強く思うのです。