去る12月7日~9日、東京ビッグサイトにて「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展~」に、岡山県ブースの一角として出展してきました。
2年ぶりの出展です。今年から「エコプロダクツ」ではなく「エコプロ」という略称が正式名称になりました。
岡山県ブースはジーンズを基調としたブースのつくりで目立ちます。
くろがね産業は再生ゴムチップ、着色ゴムチップという商品をメインに、人工芝充填剤や弾性舗装などの廃棄ゴムのリサイクル用途を提案しました。また、LCA(*1)の観点から、再生ゴムチップが従来のゴムチップに比べてどれくらい環境負荷が低減されるかを展示しました。
そして、ビジネスマッチングEXPOブースでは、くろがね産業の再生ゴムチップについてプレゼンテーションさせていただきました。
弊社の弾性材事業部長の渾身のプレゼンです。これをきっかけに新たなお客様と出会えればいいな、と思います。
今回の入場者数は16万人を超え、多くの企業が出展されていました。特に大企業ともなると環境に対する配慮は当たり前のこととして取り組まれていますが、そのPR方法にも色々と工夫があって楽しかったです。
たとえば、環境省は「COOLCHOICE」の萌えキャラと、VRによる地球温暖化の影響を展示していました。初めてのVR体験でしたが、渋谷のスクランブル交差点が大雨により水没していく様子を全方位で見るのは衝撃を受けました。
全体的にはSDGs(*2)の啓蒙、製紙会社を中心としたナノセルロースファイバーのPRが印象的でした。
くろがね産業も環境リサイクル企業として、SDGsに基づいて経営を進めていかねばならないな、と改めて思いました。
*1 LCA=「ライフサイクルアセスメント」。主に個別の商品の製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用までの各段階における環境負荷を明らかにし、その改善策をステークホルダーと伴に議論し検討すること。
*2 SDGs=「持続可能な開発目標」として、17の大きな目標を掲げている。詳しくは環境省のページをご覧下さい。