読書は紙か電子か

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本は絶対に紙で読まなきゃ!だって、蛍光ペンでライン引いたりして後から何度も読み返したいし!

という方も多いと思います。以前は私もそうでした。

しかし、amazonのkindleを使い始めてからというもの、電子書籍は電子書籍なりにいいものだと思うようになりました。

それは、軽さとバックライトの2つです。

まず軽さ。おそらくスーツケース満載以上の書籍が200g程度のタブレットに入ってしまう。驚きの軽さです。出張中は重量が軽く嵩を取らないことは大変助かります。

そしてバックライト機能。私は就寝前に本を読みたいのですが、子供たちと同部屋で寝ているため明かりをつけられません。このときに重宝するのがバックライトです。暗くても読める。これがどれほど有り難いか。

ということで、新書や単行本といった紙媒体と、電子書籍は使い分けるようにしています。

何度も読み返したいような、いわゆる座右の書候補は紙媒体。

さらっと読む小説やエッセイなどは電子書籍。

さらには、座右の書候補を電子版で購入し、ざっと目を通したうえで新書で購入するというようなこともしています。

最近電子書籍で読んだ2冊を紹介します。

「現代語訳 論語と算盤」 渋沢栄一・著 守屋淳・訳 ちくま新書

誰もが名前は知っている本なので詳しい書評はしませんが、悪意のある競争をせず、善意の競争に徹すること。そして、成功や失敗といった価値観から抜け出して、正しい行為の道筋に沿って行動し続けることが、価値ある生涯を送る方法であること。経済と道徳を調和させることの大切さを考えさせられます。

次は、

「バッタを倒しにアフリカへ」 前野ウルド浩太郎・著 光文社新書

昆虫学者を目指す著者のモーリタニアでの奮闘が面白おかしく書かれています。気軽に読める本ですが、実は夢を叶えるためには何が必要なのかということを教えてくれる佳書です。子供に読ませたいですね。

電子書籍のおかげで、色々な本に出会えています。もちろん紙の本も買っていますが、うまく使い分けをしながらなるべく多くの本を読んで自分を啓発していこうと思います。

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