地面から考えるオリンピック 人工芝とゴムチップの課題

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岡山から循環型社会の発展を目指す。

「勇往邁進(ゆうおうまいしん)」に
ご訪問頂きまして
ありがとうございます。

 

今回のテーマは、

オリンピックと人工芝
地面から見るオリンピック

です。

 

東京オリンピック開幕を間近に控え、
ますます熱気が高まってきました。

 

観客からの「熱気」
選手の力となりますが、

気候的な熱気には
懸念の声が多いのも事実です。

そこで、
「オリンピック」と「熱気」を
地面から考えてみます。

 

オリンピックと地面の関係

 

オリンピックでスポーツ競技が行われる
競技場の地面の多くには、
タータンや芝が用いられています。

タータンは陸上競技場などの地面で
多く見られますね。

競技用の「地面」は、いずれも、

選手の身体能力を
発揮しやすい状態に整えること
を目的としており、

水はけが良く、
雨天時でも競技が行えること
がメリットです。

 

ただ、ここで気になるのが、
「芝」には
「天然芝」と「人工芝」がある

ということ。

一体どのような差異が
あるのでしょうか。

 

 

天然芝と人工芝の比較

 

天然芝と人工芝には、
どのような違いがあるのでしょうか。

シンプルに纏めてみたいと思います。

 

天然芝の特徴

 

まずは、天然芝の特徴から。

天然芝の主な特徴は下記のとおりです。

・肌触りが良い

・導入コストが安い一方で
管理コストは高い

・日照時間に影響され、
冬は枯れる

・寿命は管理次第

 

人工芝の特徴

 

人工芝の主な特徴は下記のとおりです。

・衝撃に強い

・導入コストは高いが
管理コストは低い

・経年変化により
色落ちや倒れ込みがあるが、
年中使用できる

・寿命は一般的に7~10年

 

となっています。

 

スポーツの興業面を支えるために、
「耐久性」
「管理コスト」
「年中使用できる」
という観点が
人工芝の強みと言えます。

 

人工芝を採用する
もう一つの理由

 

上記では、
特徴的な部分で比較をしてみましたが、
ここで近年のトレンドとして
忘れてはいけない観点が、
「エンターテインメント性」
という観点です。

 

競技をいかに、
「魅せる」ことが出来るか

ということです。

 

そうです。

着色が出来る

という性質は、
人工芝にアドバンテージがありますね。

 

ただの競技場としてではなく、

競技のステージとしての役割
地面が担っている

ということも
忘れてはならないポイント
だと思います。

 

また、球技においては、
着色を施すことで、
ボールを見やすくなる効果もあり、

より高いレベルで
選手が競技に臨めます。

 

人工芝の2つの課題への
取り組み

 

スポーツ競技において、
導入が広がる人工芝ですが、

人工芝の課題は、天然芝と比較した際の
「表面温度」「クッション性」
にあります。

 

課題1:表面温度

石油系を原料とする人工芝は、
天然芝と比較すると、
炎天下で高温になりやすい
という傾向にあります。

 

真夏に開催するオリンピックでは、
この表面温度の高温化が
特に問題となります。

 

この高温化については、
人工芝の技術進歩により、

天然芝との差異を
少しずつ埋めてきていますので、
今後時を経るごとに、
より快適な人工芝競技場
近づいていくことになるでしょう。

 

課題2:クッション性

その特徴の一つである「耐久性」は、
その裏返しとして
「固さ」や「硬さ」をもたらします。

 

固い地面は衝撃を吸収しにくく、
選手の身体に負担を返します。

激しいスポーツであれば尚更です。

 

そこで、人工芝には、
衝撃吸収性を高めることを
目的の一つとして、
ゴムチップが撒かれている訳です。

 

このように、様々な工夫をして、
人工芝は文字通り「地面」から
オリンピックや競技を
支えているのです。

 

観客からの熱気は、
全て選手に届け、

衝撃や不快な熱気は、
地面から解決をはかる。

 

最高のオリンピック、
最高の競技環境となりますように。

 

選手の安全を守るために
くろがね産業ができること

 

競技のエンターテインメント性や
安全性の観点から、

地面は大切な役割を担っている一方で、

衝撃吸収性という観点から
選手の安全を守るはずのゴムチップが、
がん罹患の原因となる可能性も
指摘されたこともありました。

 

この指摘は、
2014年、当該ゴムチップから、
高濃度の鉛が検出されたことが原因
とされており
選手の身体を保護することが目的の
ゴムチップが、
発がん性物質を含んでいた
可能性が高い
という指摘でした。

 

これについては、
その後、

2016年度の厚生労働省(MHLW)
人工芝グラウンド用ゴムチップの
成分分析

及びその発がん性等に関する研究
において、

国内で使用されるゴムチップの
ほとんどを対象に研究した結果、

ゴムチップによる
発がん等の健康リスクは低い

https://research-er.jp/projects/view/998443

と結論づけられています。

 

とは言え、
今後の動向を
注視する必要性は変わりません。

 

私たちくろがね産業は、
この問題への解決策の一つとして、

「トレーサビリティ」の維持、
確保に全力で取り組み、
素性の明らかなゴムチップ
を市場に供給することが、
循環型社会に貢献する企業として
大切だと考えます。

 

最後までお読み頂きまして
ありがとうございました。

くろがね産業を支える2つの経営理念

当ブログにお越し頂きまして
誠にありがとうございます。

私が代表を務める
くろがね産業株式会社」は、

全社員の物心両面の幸福を追求すると共に
環境技術によって持続可能な社会の発展に貢献する

という経営理念を掲げております。

 

そして、
その経営理念を支えているのが

この2つの大切な考え方です。

 

大家族主義の経営

 

人生のなかで、
仕事をしている時間は
とても長いものです。

その人生の大半を占める
仕事のなかで、
職場の仲間と苦楽を共にし、

信頼しあえる家族のような関係
を築くことが私たちの目標です。

会社の仲間だからこそ心を許せる、

相手のことを思うからこそ
厳しいことも言える、

そんな関係を目指しています。

 

全員参加の経営

私たちは、
単なる労使関係ではなく、

ともに会社をつくっていく
パートナーとして、

誰もが自分の意見を言い、
経営を考え、
それに参画することができます。

そしてこの経営への参画を通じて
一人一人の自己実現が図られ、

人生をより充実したもの
にしていきたいと考えています。

 

 


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