ワールドカップ2018ロシア大会、日本代表が熱いです!
あれだけ下馬評が低かった日本代表が、グループリーグ第2戦を終えてH組トップに立っているなんて想像も出来ませんでした。
本当にスゴいことだし、日本全体に活気を与えてくれていますね。
監督が替わったというのは大きな要因とは思いますが、果たしてそれだけで今まで停滞していたチームがあれだけ躍動感あふれる様に変貌するものでしょうか。
私は、「やれちゃう」という空気も大きな要因なのだと思うのです。
H組はグループ最終組なので、日本が初戦を迎えるまでには多くの試合が消化されていました。その中には、同じアジアのイランの勝利や、アルゼンチンやブラジルが引き分けたり、ドイツがメキシコに敗れたりと、番狂わせ、ジャイアントキリングがありました。
そんななかで、「俺たちも出来ちゃうんじゃないか」という「空気感」が醸成されていったのだと思います。
そういう空気感ってとても大切なものだと常々思っています。
仕事にしても、私は高い目標でも会社のみんなに「できちゃう」と思ってもらうにはどうすればいいかということを常に考えています。
年間の売上目標も、1営業日に換算するとこれだけでしかない。
新卒採用活動でも、やってみたら結構人を集めることができた。
社歴関係なく、勇気を出して問題提起をしてみたら皆が動いてくれて解決することができた。
このように、ちょっと分解してみたり、小さな成功体験を重ねたりするなかで、「出来ちゃうかも」、「やれちゃうかも」という空気感が生まれてきます。
そういった「空気感」が、社風になります。
活気のある職場には、こういったポジティブな空気があり、逆に閉塞感のある職場には、「どうせ無駄」とか「無理でしょ」という空気が充満しています。
勘違いでも、無理矢理でもいいのです。まずは空気をつくるのです。
この「出来ちゃうかも」、「やれちゃうかも」というポジティブな空気があれば、それが活気を生み、チャレンジする気概が生まれます。
そしてそんなポジティブな「空気感」は周りから支持され、応援してもらえます。
サッカー日本代表の姿からは、そういった大切なことを学べています。現に、今の日本代表なら大きなことを成し遂げそうだ、という空気が日本中に伝播しています。
仕事でも社内外にそのようなポジティブな空気を伝播させていくことで、大きなことを成し遂げることができるのではないかと思うのです。