くろがね産業は9月より新たに第42期をスタートさせました。
創業より42年目を迎えたわけですが、
これもひとえにお客様をはじめ周囲の皆さま、
そして何より日々業務に真摯にとりくんでくれている社員さんたちのおかげです。
そして、くろがね産業は新しいスタートを切る前には必ず「経営方針発表会」を開催し、
前期1年間の振り返りと今期の方針、目標を共有しています。
今回は全従業員、ご支援いただいている金融機関およびコンサルタントの方々の他に、
オブザーバーとして他企業の方にもご出席いただきました。
まずは私から、会社全体としての前期の振り返りと今期の方針、
目標を発表しました。
いつも恒例の(笑)、
「何のために働くの?」
「仕事の定義って何?」
ということから入りました。
私たちは、お客様や会社の仲間、地域社会に対して
何かをしてあげると、「ありがとう」という感謝をもらえます。
感謝されるということは、「あなたがいて良かった」という承認行為です。
自分の存在意義をそこで確認できるわけですね。
感謝される=認められる、と嬉しいので、もっと頑張ろう、となります。
これが努力して自分の能力を伸ばすことに繋がります。
だから、私たちは努力して能力を伸ばし、相手を幸せにすることで自分も幸せになる、
ということをしているわけです。
仕事を通じて幸せになる、そのためには努力して能力を伸ばしていく必要がある。
それがくろがね産業の仕事の定義です。
続いて、各部門からの発表です。
全員、真剣に聞きます。
発表する人は「これで伝わるか」と推敲して当日を迎えています。
発表者の努力に報いるためには、聞く側の態度も真剣でなければなりません。
こういうところも仲間意識が表れます。
もちろん、前期の反省も今期の目標も量れるものでなければなりませんので、
ちゃんと数字にして発表します。
間接部門である管理部(総務)も、目標設定します。
4月に入社した新入社員さんたちからも、
入社してから何を学んだかという発表をしてもらいました。
数字を計画することは誰でもできます。
しかし、それは単なる数字でしかありません。
この数字に血を通わせるためには、「どう行動するか」ということが大切です。
目標を達成するために必要な行動を、目標から逆算して設定する必要があります。
そしてそれをKPIとして進捗管理していく。
同時に、目標の達成が私たちの幸せに繋がっていなければなりません。
経営理念に繋がる目標と行動が大切です。
これをしっかりやろうというのが、今期のくろがね産業の方針です。
スローガンは「ABC」。
A=あたりまえのことを
B=バカになって
C=ちゃんとやる
ABCによって「あたりまえのレベルを上げる」ことで、差別化を図る。
そして、「みんなで、みんなを、HAPPYに」を実現する。
私たちにはそれしかないので、愚直にやっていきます。
今回も多くの社員さんに発表してもらいました。
発表のための資料集めからプレゼンの作成、
普段の業務の合間でつくっていくなかで多くの苦労があったと思います。
しかし、そうした準備のなかで、思考が整理され、
やるべきことが明確に見えてきたのではないかと思います。
人前で、しかも社外の方々もおられる中では緊張もしたと思いますが、
しっかり発表している社員さんたちを見て、とても頼もしく思えました。
彼らに報いるためにも、私もまだまだ努力していかねばならないと気を引き締めました。
発表会のあとはコンパです。
皆で色々な話をしました。
写真を撮ることを忘れてしまったのでここに載せられないのが残念ですが、
コンパもくろがね産業の大切な行事のひとつです。
今期はコンパもしっかり実施していくので、
またその様子をご紹介できるときもあると思います。
このように全員参加で真剣に経営に打ち込んでおりますので、
今期もくろがね産業をよろしくお願い申し上げます。